キャリア迷子日記 〜僕の人間関係失敗について〜(人間関係の悩み 職場の飲み会) Part4
こんばんは、谷町グリーンです。
緊急事態宣言が解除したことに伴い通勤、通学が一部で再開されましたね。
久しぶりに外出できることで喜びを感じる一方で
職場・学校などのコミュニテイに戻るようになったことで
「人間関係」に一抹の煩わしさを感じる方もおられるのではないでしょうか?
なぜそのように思うかというと
何を隠そう私も人間関係がとても苦手だからです。
そこで、そんな私が今回は前職での
「私の人間関係に関する反省点」と「こうしたらよくなるのではないか」と
気がついたことについて書きたいと思います。
トピックは下記4点です
①私が職場で思っていたこと
②プロジェクトでの挫折経験
③失敗の原因はなんだろうか
④今回の反省を生かして
では、早速書いていきます
突然ですが、皆さんは「なぜ職場で同僚や上司と仲良くすることが重要ですか?」と
尋ねられたらどのようにお答えになるでしょうか?
・仕事の生産性を上げるため?
・気分よく会社生活を送るため?
・上司に気に入られたほうが出世できるから?
上記のように様々な理由がありますよね。
世の中では「職場で同僚や上司と仲良くする」ということの重要性や意義については
いろいろ議論がなされていると思います。
参考に職場の人間関係の重要性に関するリンクを貼ってみました
職場のコミュニケーションが大切な理由とは? 関係を深める施策も紹介 - 勝てる社長の応援サイト
ただ翻って、前職にいた自分がどうだったかというと
世間で同僚や上司と仲良くすることの重要性はとかれているけれども
「なぜ飲み会・職場の雑談を通じ職場のみんなと仲良くすることが大事か?」と聞かれると、「明確な答えがわからない」というのが当時の私の正直な感想でした。
なぜなら当時の私は下記のように思っていたためです。
・職場は学校ではなく仕事をする場所なので業務以外のことを無理に話すのは必要か?
・多くの人間と仲良くするのではなく有益な助言・指示をしてくれる特定の人と話したい
・なんだかんだ言って人間関係に力を入れることより
〇〇円の改善・削減したという定量的な実績の方が重要なのではないか?
上記のように考えていたため、私は前職場で
親睦を深めるための雑談や飲み会といった類のものは極力避けていましたし、
業務についても特定の非常に限られた方と議論することに多くの時間を使っていました。
自分が担当していた業務でも期初に設定されている目標に関しては
特定の先輩・上司に厳しい指導やご指摘を受けながらも概ね達成していました。
だから入社5年目くらいまでは、
本当に職場で同僚・上司と所謂仲良くするということの重要性がわからなかったのです。
そんな私にも「人間関係」について考えさせられる転機がおとづれました
それは入社5年目に「全社の物流システム再構築し直す」というプロジェクトの
推進担当になったことがきっかけでした 。
この業務と今まで担当していた業務とで大きく違った点があります。
それはこのプロジェクトを推進するためには
今までやってきた業務より「圧倒的に多くの人数を巻き込む必要がある」と言う点です。
私はこの業務の担当になった時に正直
「仲良くはない人でも仕事なんだから、協力はしてくれるだろう」と高を括ってました。
しかし、蓋を開けてみると結果は悲惨でした。
現場の意見や困りごとを尋ねても積極的に意見が出てこないことは愚か
「君がリーダーなんでしょ? でっ、次はどうするの?」と言った意見が大多数でした。
自分だけで構想を考えなんとか進めようとしましたが、自分の知識では全く歯が立たず、
数ヶ月経ってもほとんどプロジェクトを前に進めることができませんでした。
プロジェクトを進めなければいけないが、周囲から協力を得られない。
手詰まりな状態が続いた私はとうとうプレッシャーに負け、
胃痙攣を起こし、救急車で搬送されるという結末でこのプロジェクトは終わりました。
(この経験も私の転職活動を始める大きなきっかけになりました)
自分はこのプロジェクトを進めている時に
「なぜ悪口や批判を言ったわけでもないのに、周囲は非協力的なんだ?」
「飲み会に行かなかったり、最小限の話しかしないことはそんなに悪か?」
「僕が今まで周囲にそんなに大きな迷惑をかけてないはずだ?」と思っていました。
客観的に考えるとはなぜ失敗をしたのかの答えを出すのは簡単なのかもしれませんが
渦中にいる私は「それなりに正論を言ってるのになぜ協力が得られないか」不思議でした。
ただ今になって改めて今回の失敗を振り返ってみると、
失敗の原因は「私が周囲を大切に扱わなかったから」ではないかとという結論に至りました。
もっと噛み砕くと
「人間の尊重されたいという気持ちを完全に無視していたから」ではないかと思うのです。
そこで改めて序盤で述べた
「なぜ飲み会・職場の雑談を通じ職場のみんなと仲良くすることが大事か?」
ということをを考え直してみたいと思います。
そして私なりに出した結論はこうです。
時間・手間・お金をかけてコミュニケーションをとることの意義は
「私はあなたたちのことが大切ですよ・尊重していますよ」と意思表示をするためです。
逆にいうと下記の態度は
「私にとってあなたは大切でありません」という意思表示を示していることになります。
・積極的に話しかけない・飲み会に行かない
・正論と思われることを言って相手から意見を求めない
・結果を出すために支援してくれる人ばかりと交流を深める
そして私が今回の失敗から下記のことを学ぶことになりました。
それはよっぽどすごい才能・資格を持っている人ならまだしも
ほとんどの平凡サラリーマンは「人から協力を得られないと仕事はできません」
そして「人は大切に扱ってくれない人に対して、決して大切に扱おうとはしない」
よって「人を大切にしない人は、一定規模以上の仕事は絶対にできない」ということです。
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私は前回のプロジェクトで大きく失敗をしてしまいました。
だからこそ、これからは「可能な限り人を大切にしたい」と思っています。
ただ、いきなり大きなことはできないと思っています。
だから、私は「相手も自分と同じ尊重されたい人間である」ということを
意識することから始めたいと思います。
話は変わりますが、皆さんドラマや小説で
中小企業の社長が「事務の一般社員や掃除のおばさんに雑談や感謝の声をかける」という
シーンを見たことはありませんか?(今日も頑張ってるね。いつもありがとう等)
僕なりに考えたのですが、あれはきっと
「わかりやすい実績が見え辛く、大切に扱われている実感が感じづらいポジションの方に
社長が話しかけることで、認識してる・大切ですよ」と意思表示してるのだと思います。
中小企業の社長という偉い方ですら、周囲に敬意を表すのですから(ドラマを見る限り)
私は常にそのことを考えないといけないと感じました。
長々と話をしましたが、今回お伝えしたかったことは
「人間はみんな、あなた自身と同じように大切にされたいという感情を持っています。
だからちょっと意識してみるのも、良いのではないでしょうか?」ということです。
今回のブログが皆さんに少しでもお役に立てたら幸いです。
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