30歳会社員の日常

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キャリア迷子日記 〜入社1年目で感じたこと〜(職場での違和感) Part2

こんばんは、谷町グリーンです

 

コロナウイルスの影響で在宅勤務が増え

一人で物思いにふける時間が増えた方も多いのではないでしょうか

 

私もその一人です

時間があると今まで忘れていた「過去の思い出」が蘇ってきますね

 

というわけで、本日はキャリア迷子日記Part2ということで

7年前の私の社会人1年目について書いていきたいと思います

 

トピックは下記になります

 

①入社1ヶ月の新入社員研修で感じた違和感(新入社員研修編)

②あれ、自分だけ何してるんだろう(初めての配属部署編)

③違和感との付き合い方

④行動したら変わるのか?

 

では、早速本題に入りたいと思います

 

①入社1ヶ月で感じた違和感(新入社員研修)

 

 皆さんの会社にもきっと新入社員研修がありますよね

 

私の会社でも入社後の1ヶ月間で新入社員研修があり

研修期間中は2人1組の相部屋で研修寮に泊まり込みながら研修を受けました。

 

研修の内容はビジネスマナー講習やグループワークでした。

研修内容としては勉強になることも多々あり、非常に有意義なものでした。

また研修時間も朝の9時から17時半までと拘束時間も非常にゆるかったです

 

ただ、私にとって、この新入社員研修は

社会人になって初めての洗礼となりました

 

なぜかというと「同期と感覚が全く合わなかった」から

※同じ新卒入社のため、入社時点で同期とは大きな優劣はないと思います。。。

 

どういうことが特に合わないと思ったかというと

下記の2つのポイントが自分にとって、とても違和感がありました

 

 ①フリータイムの使い方

 

   研修後は夕方に終わりそこからはフリーの時間が結構あるのですが、

   僕の周りの同期は1つの部屋に集まっては

   人狼というゲームを研修後から夜中まで延々としてました

   私も意識高い系ではないので、研修後に予習復習をするタイプではありませんでしたが

   この時間の使い方は勿体ないし、何が面白いのか正直全くわかりませんでした。

 

 ②会話から垣間見える同期との価値観の違い(大切にしているモノの違い)

 

   研修中に同期と何気なく同期と話をするのですが、その会話中にも違和感がありました

   

   例えばこんな感じです

 

   ・君、〇〇大学出身?そんなに頭よくは見えないけど、本当?

   (僕の内心:学歴コンプレックス?大学時代に出会わなかったタイプの人だな。。。)

 

   ・君、大阪出身に見えないね。大学で東京に行って丸くなったの?

   (僕の内心:関西LOVEな人かな?好きなものの肯定=違うものの否定?

         正直、出身地とかあんまり興味ないんだけど。。。)

 

  ・<コトあるごとに>俺は大学時代、部活でスポーツやってたから!

   (僕の内心:部活に取り組んでたことは尊敬するけど、そんなに特別なことなの?

    僕は高校、大学とスポーツの名門校でしたが、こんなこと言う人はいませんでした)

  

 とにかく、研修の1ヶ月間だけで大学時代にはあったことのない人種にたくさん触れ

 自分は今まで何て価値観の近い人間とだけ時間を過ごしてきたのかを痛感し

 価値観が合わない人間と生活するのがこんなにも辛いことなのかと思い、苦しかったです

 

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②あれ、自分だけ何してるんだろう(初めての配属先編)

 

  そんなこんなで、プチショックを受けた新入社員研修が終わり

 いよいよ配属部署が発表されました

 

 配属部署は「物流管理部」

(同期120名の中で唯一、僕だけが配属された部署でしたので不安はありましたが

 新入社員研修で感じた挫折を新天地で挽回できるのではと言う期待も正直ありました)

 

 ただ私の頭には文系がメーカーで配属される部署としては

 営業、生産管理、調達、人事、経理、情報システムくらいしか頭になかったので

 「物流管理」って何をするところかイメージは全くできないまま配属の日を迎えました

 

 

そして配属初日 に僕はここでもショックを受けました

それは上司から開口一番言われた言葉が衝撃的だったからです。

 

 部長

 「これから社会人になった君は、思い通りになることははとんどないと思っていいと思う

  (僕の内心:そうかもしれないけど、新入社員にそれって言う?)

 所属課長

 「とりあえずフォークリフトの免許とらな話ならんな!来週から免許取りに行ってきて

  (えっ、フォークリフトって何ですか?僕は何のお仕事をするんでしょうか?)

 

この部署はなんかおかしいと感覚的に「違和感」を感じたのですが、行動できず

「気がついたら入社1ヶ月後に、僕はフォークリフトに乗っていました」

そして暑い日も寒い日も僕は毎日フォークリフトに乗って現場作業をしていました

 

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同期から「1年目から海外出張に行った」や「役員に報告して緊張した」と聞くたびに

フォークリフトの腕前しか上達していない自分はとにかく焦りました。

自分は何してるんだろう、漠然と「転職」と言う言葉がよぎりましたが

フォークリフトしか乗ったことない奴はどこにも行けないと気持ちを抑えていました

 

そして僕の社会人1年目はパソコンにほとんど触れることなく

現場作業によって少しの筋肉がついただけで終わったのです

 

「違和感」との付き合い方

 

どうでしたか?

我ながらひどい社会人1年目だったと思います

(まだまだ僕にとっての試練の序章ですが・・・)

 

このように私は入社後から「違和感」を感じながら何となく働き続け

そして、この5年後に「転職」をしました

 

皆さんは「違和感を感じ続けながら働き続けている」なんてことありませんか?

(日本では「石の上にも3年」と言うような言葉があるように

 我慢は美徳という風潮がまだ根強く残っていますよね)

 

僕も違和感はずっと感じていたのですが、就職活動で苦労した経験もあったことや

「3年以内の退職はよくない」と言ったイメージから

「なかなか辞める」という行動には踏み切れませんでした

 

でも会社をやめた、今感じることは

「自分が望まない環境に長くいることはリスクでしかない」っていうことです

 

話はそれるのですが、皆さんは居酒屋に行った時に

「大きな声で会社の悪口や批判をしてる中年の方」って見かけませんか?

 

僕はその方を居酒屋で見た時に

「違和感を感じながら行動せずに、歳を重ね続けた将来の自分の姿」に見えた経験があります

 

その時僕はある種の怖さを感じました。

 

特に何が一番怖かったかと言うと

その人が「仕事に手を抜かずに頑張ってるタイプの人」に見えたからです。

逆説的ですが、不真面目に生きたわけではなく、

一生懸命頑張っている人に見えたと言うことが、一番怖かったのです。

 

多分、この人も「違和感」は感じつつも、社会はこんなものだと思い

その中で踏ん張り続け、社会の中で闘ってボロボロになった人ではないかと感じたのです。

(よく満員電車に乗り、会社で怒鳴られているサラリーマンを批判する意見がありますが

 僕は、この手の方をみると「頑張る、踏ん張る力がある人」と思い尊敬します)

 

そして僕もこのまま「自分の違和感」と向き合わず放置したままでいると

成果の大小に違いはあれど、大きなベクトルでは同じ方向に向かっていると感じたのです

 

そしてこのままでは「やばい」と痛烈に思い

「違和感」に対する対策として2つのことを自分に課すことを決めました

※同じ悩みをもしお持ちの方がオススメでので試してみてください

 

今の生活に「違和感」を感じてないか定期的に見つめ直すこと。

 

 毎日の自分の感情を携帯のメモ帳に書くだけでもいいと思います

 多分、数日にわたってノートに出てくる「感情」はきっと「課題」なんだと思います

 そこに対して目を向けてみると言うことを意識することにしました

 

②「違和感」を感じたら、小さなことからでも状況を変えるために行動すること

 

 僕もいきなり「転職」に踏み切ったわけではありません

 周りに相談する、興味のある分野の勉強を始める、資格の説明会に行く等から始めました。

 

 個人的に取り組んだ中でのオススメは

「1年後になりたい理想の自分の姿を書いてみることです」

 

 近い将来をイメージすることで

 自分の日々の行動がなりたい自分に向かってる行動かどうかを確認できました

 

何でもいいと思い、とにかく「違和感」を放置するのだけはやめました

 

行動したら変わるのか?

 

 今後のブログでも追って紹介していきたいと思いますが

僕は世間から見ても、とても優秀とはお世辞にも言えない人間です。

周囲の人が簡単に超えることができる壁にもたくさんぶつかってきたタイプの人間です。

 

上記を記す具体的な例はいくつもありますが、いくつか挙げると

・地元にある塾では下位2番の成績でしたし、高校の授業もついて行けずDrop Outしました

・人と話すのが苦手で、大学1年の時も友達はほとんどおらず一人ぼっちでした

・会社では上司に毎日怒鳴られ「何をやるのも遅い、使えないやつ」と叱責されてました笑

 

 このように例を挙げて振り返ってみると

 僕は自分でも笑えるくらい平凡で失敗の多い人間です笑

 

 そんな自分だから言えることは

行動しないと自分が望んでいない今の状況は絶対に変わらない、

 ただし、逆に行動さえすれば状況は少しづつ変えることができる」ってことです

 

行動については大きなことではなくてもいいと思います

毎日少しづつ自分にプラスになることやいつもと違う行動をするなど

小さなことでも将来の自分はきっと喜ぶと思います

 

実際に僕は先ほどの状況から少しづつ状況を変えることができました

 

 高校の授業について行けない → 第一志望の大学に合格

 友達の少ない大学生活    →  テニスサークルで代表をして、友達が増えました

 仕事で毎日、怒鳴られる状況 →    改善点を意識し、毎日少しづつ行動を変えることで

                  新卒時に憧れてた会社に転職できました

 

上記の経験を踏まえると、僕は誰でも少しづつ変わることはできる気がしてます

 

皆さんも、もし「違和感」を感じておられたら「行動」してみてください

 

読んでいただいた読者の方が、こんな人もいるんだと思い、

携帯のメモ帳に何か書いてみる・資格の本を買う・セミナーに申し込む

友達に話を聞いてほしいと連絡してみる・業界地図を買ってみる

違う通勤ルートを使ってみる・いつもと違うメニューをオーダーしてみる

何でもいいから、少しでも変化に向けて前に踏み出していただけたら幸いです

 

〜最後に〜

 

次回のキャリア迷子日記では、自分の人生を変えた

2人の恩師との出会いについて書きたいと思います

 

ぜひ、また読んでみてください