30歳会社員の日常

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英語のリスニングができない理由と対策法(Toeicリスニングパートが苦手な方必見!)

どうも、谷町グリーンです。

 

本日も前回と引き続き

英語の「リスニング学習法」について書きたいと思います。

 

本日のテーマは「音声知覚」です。

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(前回の記事の復習になりますが)

「音声知覚」とは耳から入った音声を分析して

「何を言っているか」を知覚することです。

 

↓前回の記事をまだ読んでいない方は

必ずこちらを先に読んでください

www.tanimachigreen.info

 

本日は私がプログリットで教わったこと

+自身の英語学習経験から役に立つと思った

「音声知覚を伸ばす学習法」について書いていきます。

 

トピックは下記です

 

 

 

 

では、早速書いていきます

 

 

1.英語の音の変化について理解しよう

 

 音声知覚を伸ばすにはまず

「音の変化のルール」を知ることが重要です。

 

でも皆さん、英語の「音の変化」と聞いて

「パッ」とイメージがつくでしょうか?

 

私も英会話教室で「音の変化」と言われた時

「パッ」とイメージができませんでした。

 

なので、ここではまず最初に

誰でも知っている例文を使って

「音の変化」の代表例の1つである

「音の連結」について説明していいきます。

 

早速ですが「立ちなさい」を

英語で表すとなんと表現しますか?

 

正解は「Stand Up」ですよね。

 

では、この「Stand Up」は

実際の英語ではどう発音されるでしょうか?

 

この単語は皆さん日常でもよく聞くので

知っていると思います。

 

「スタンド アップ」ではなく

 スタンダップ」って言いますよね。

 

では何故これは「スタンド アップ」ではないのでしょうか。

 

これは英語の「音の変化」のルールの中に

「音の連結」というルールがあるからです。

 

では、この「音の連結」とは

具体的に何を指すのでしょうか?

 

この「音の連結」とは

文章の中で「子音+母音」が続いたら

音を繋げて発音するというルールになります。

 

Standの「d=ドウ」の音と

Upの「U=ア」が連結して

 

「ドウ」+「ア」=「ダ」に変化します。

 

ですので、

スタンダップ」と発音するのです!

 

どうでしょうか?

 

何気なく聞いている普段の英語も

「音の変化」のルールに則っていることを

意識していただけましたでしょうか?

 

この「音の変化」を使った他の表現としては

「get away]とか「like it]とかがあります。

 

では、この「音の変化」のルールは

他にどのくらいあるのか気になりませんか?

 

これから説明していきますね。

 

 

 2.音の変化の具体的な5つのルール

 

 「音の変化」に関するルールは

大きく下記の5つがあります。

 

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それでは一つずつ説明していきます。

 

①弱形

 

「弱形」とは機能語を非常に弱く発音するというルールです。

 

機能語とは何かというとざっくりいうと

文章の中で主要な意味を持たない語です。

(具体的には人称代名詞、前置詞、冠詞などが代表例になります)

 

弱系について一つ例を挙げますと

「ありがとう」を表す「Thank you」があります。

 

「感謝を表す=Thank」は強く発音しますが

人称代名詞である「you」の部分はあまり強く発音しません 

 

これが弱系になります。

  

②フラップのT

 

次のルールがフラップのtです。

 

これは「母音」+「T」+「母音」というふうに「T」が母音同士に挟まれた場合は

「T」の音がラ行やダ行に変化します。

 

具体例としてはは「水」を表す「Water」があります。

 

waterの「t」は「a」と「e」という母音に挟まれています。

ですので、ここでは「t」の音がラ行の音に変わり

「ウオーター」ではなく

「ウオーラー」と発音することが多いです

 

これがフラップの「T」です

 

③子音の飲み込み

 

これは単語の最後にくる子音を

強く発音しないというルールです。

 

 「いいえ、できません」を表す

「No, I can`t」を例として紹介します。

 

これは英語でよく使われる表現なのでわかりやすいかもしれないのですが

あまり最後の「t」を「ト」と強く発音しません。

 

むしろ「can`t」の「t」の部分は発音せずに

「キャーン」と発音することが多いです。

 

④音の消失

 

最後が音の消失です。

 

これは破裂音「p,b,k,t,d,g」+子音が続いた時、

「破裂音が消失する」というルールです。

 

ここでは「おはよう」を表す

「Good Morning」を例としてあげます。

 

「グッドモーニング」とは発音せずに

「グッモーニング」と発音することが多くないですか?

 

ここでは破裂音である「d」が消失するという現象が起きています。

 

これが音の消失です。

 

以上の4つ+冒頭に述べた「音の連結」

英語の音の変化の5つになります。

 

では、この「音の変化」の5つのルールは

どのように勉強したら良いでしょうか?

 

これから具体的な勉強法を書いていきます。

 

 

  3.音声知覚を学習する時に準備するもの

 

音声知覚を勉強する方法

それはシャドーイングです。

 

シャドーイングとは英語の音声を聞いて、

聞こえた音をそのまま発音するという勉強法になります。

 

シャドーイング自体はメジャーな英語学習方法なのですが

「音声知覚」を伸ばすためシャドーイング

ただ聞いた英語を繰り返すだけではありません。

 

このように音声知覚の学習方法は通常とちょっと違いますので 

学習方法を説明する前にまず準備いただきたいものを最初に説明します

 

用意していただきたいものは3つあります。

 

<準備するもの>

 

①リスニングする音源

 ※プログリットではTEDを学習教材として進めていただきました。

 ただTOEICの点数をあげたい方は公式問題集のPart3.4の音源でもいいと思います。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

 

 

②リスニングする音源のスクリプト

   

  TEDアプリではスクリプトを見ることができますし

  上記のような公式問題集でもセットでついてますので

  そちらをご使用ください!

 

ボイスレコーダー

  

  携帯のアプリでも構いませんし、

  アマゾンで安いものを買っていただいても構いません 

※私はボイスレコーダーをいくつか試しましたが最終的に上記の2019年モデルを購入 しました

 個人的な意見ですが海外製の格安品は音質、機能、使用感の観点からオススメしません

 

 

 

以上のものをご準備ください!

 

次に学習方法を説明します。

 

 

 4.「音声知覚」を伸ばす学習法

 

では音声知覚を伸ばす学習法について説明します。

 

手順は全部で6つです。

 

手順1:まずは用意した音声を1回聞く

 

 準備した学習教材について音源を聴いて

 どのくらい理解できるか確認しましょう。

 

 ※この時、音源は1分くらいの長さに区切ってください!

  任意の1分間の部分のみを学習範囲とします。

 

手順2:英語スクリプトを見て日本語に訳す

 

  手順1で聞いた音声を日本語に訳してみましょう。

  訳すのが難しければ日本語訳を見ても構いません。

  ここで大切なのは、聞いた英語の意味を理解することです。

 

手順3:音の変化をチェックする

 

   英語スクリプトを見て「音の変化のルール」が適応されている 箇所を

   スクリプト上に書き込んでいきましょう。

 

手順4:音の変化を音源で確認する

 

   「手順3」で音の変化をチェックしたら

   実際の音源を聴いて、本当に「音の変化が発生しているか」を

   スクリプトと音声を比較しなが改めて確認しましょう

 

手順5:実際にシャドーイングをする

 

   「音の変化」を意識して実際にシャドーイングを繰り返す。

    ※可能であれば30分/日ぐらいは毎日時間を取りましょう

 

手順6:シャドーイングした自分の声をチェックする

 

   学習の最後にボイスレコーダーで自分がシャドーイングしている音を録音。

   録音した自分の声がちゃんと音の変化に適応できているか確認しましょう。

 

   ※人間は基本的には聞こえた音しか言えないので

    言えていない部分があなたの弱点になります 

 

そして2日目以降は

「手順6」で見つけた弱点を中心に

 「シャドーイング」+「録音チェック」を繰り返し練習してください

 

この練習をすることであなたは音の変化にだんだん慣れてきます!

 

以上が音声知覚の学習法です。

 

この方法は私が実際にプログリットに通ってた時にも教えていただきましたし、

他のコーチングスクールの体験授業でも似たようなことを教えていただきました・

 

ですので、非常に有効な学習方法だと思います。

 

ぜひ、英語のリスニングが苦手な方は取り組んでみてください!

 

最後にオススメの本を紹介します。

英語学習者に非常に人気の「プラダを着た悪魔」のスクリーンプレイシリーズです。

 

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ぜひ、学習にご使用ください。

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